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Poem

エムスリーに転職します

エムスリーのAI・機械学習チームにソフトウェアエンジニアとしてjoinするのでその心境を共有します。

2020 / 08 / 07

こんにちは pon です。8月中旬からエムスリーのAI・機械学習チームにjoinします。 チーム名を言うと勘違いされると思うのですが、MLエンジニアに鞍替えするわけでなく、チームのソフトウェアエンジニアポジションという形でのjoinです。なんとなく今の気持ちを言葉にしておきたかったので、文字にしておきます。そう、ポエムです。

誰?

転職エントリでは技術系エントリとは違い、いままでのキャリアも大事な情報なので軽く紹介しておきます。

営業時代

新卒では 求人広告の新規営業 をしてました。架電や飛びこみももちろんやってました!

エンジニア時代

そこからエンジニア未経験でSESの会社に入り、研究開発としてPythonで車の走行データを分析したり、AWS触ったり、Vue.js書いたり幅広くやってました。SESの後の自社開発の会社ではGoを使ったAPIやデータパイプラインの実装、インフラ管理、検索周りのお世話など、バックエンドよりのエンジニアをやってました。

未経験からエンジニアになってもうすぐ3年になります。ここまで自分より優秀な人としか働いてこなかったのはかなり恵まれていたと思います。

なぜエムスリーに転職を?

今後の人生や技術力向上を考えたときに更に 2つの要素を持つ環境 を求めるようになりました。

  • 社会的にインパクトのあるプロダクトを作れる環境
  • 優秀な技術者と切磋拓磨できる環境

順番に説明していきます。

社会的にインパクトのあるプロダクトを作れる環境

今までプロダクトになるまでが非常に遠い研究開発や、本当に少数のお客さんだけが使うサービスを開発していました。そのような環境に反して少しずつ、自分は 作ったものを多くの人に使ってもらうことが開発のモチベーションになる ことが分かってきました。OSS開発や技術書典での執筆、外部への登壇を続けてるのもこのモチベーションの派生形だと思っています。

また、結婚をして今後の人生を考える機会が増えたタイミングで、少しずつ「人生で俺はこれを作った!と自信を持って言えるようなインパクトのあるサービスを作っていきたい」と強く思うようになったというのもあります。自分の中での超簡略化した判断基準は 「自分の子供に自慢できるか」 でした。子供はいませんが。

...

その中で エムスリーの「医療の変革を目指す」という壮大な目標は自分を魅了するものでした。*** エムスリーの方のモチベーションがとても高く、話を聞くほど「これをやりたい」が溢れてくるのが印象的でした。この人たちとなら本当にスゲーの作れるのでは?と思ったのを覚えています。

自分は開発へのモチベーションが技術系力向上に寄与するタイプなので、技術力を高めるという観点でもこのような自分のモチベーションが上がるプロダクトを作れる環境は重要でした。

優秀な技術者と切磋拓磨できる環境

今まで自分より優秀な方としか働いてこなかったのですが、今までの職場はメンバー同士のコミュニケーションを減らして技術にフォーカスする職場でした。一方で自分としては人との交わりの中で良いサービスが生まれたり、技術への知見が得れると思っているので、優秀なメンバーと切磋拓磨できる環境に身を起きたいと感じるようになりました。

...

エムスリーのエンジニアのレベルが高いことは技術書典のエムスリーテックブックブログ、Twitterなどを見て知っていました。エムスリーテックブックでは自分と同じ興味(BuildKit)の話があったのが印象的でした。また素晴らしい社内OSSの公開や、外部のカンファレンスへの登壇も積極的な方が多いなど、僕としては一緒に働いてみたいギークな方が多い会社でした。自分が目指したい技術者が沢山いるのは素晴らしい環境だと思います。

m3-teckbook

エムスリーテックブックの表紙のデザインもお洒落です。

技術領域について

上2つの基準を満たしつつ、伸ばしていきたい技術領域も重要です。自分はGoが好きな一方、自分で開発した物は自分で運用したいという 強欲 なので、AWSなどのクラウドや、コンテナなんかも興味の対象です。また、理系出身ということもあり、アルゴリズムや自然言語処理、データを扱うアプリケーションが好きです。なのでその辺をいい感じに触れる会社ないかなという思いがありました。いろんな会社をみましたが、「Goでアプリケーション開発してるけど、Terraform や k8s manifest は SRE が書いてる」みたいにチームが技術領域で分断されている会社も多く(まあ当然だけど)、転職において自分の技術的興味のどれかを犠牲にする必要を感じていました。

しかし、エムスリーのAI・機械学習チームはドンピシャでした。データエンジニアリング領域で、GoPythonKubernetesなんかも使われており、ここなら自分の興味と伸ばしたい方向性が合致できると感じました。

入社までのお話

簡単に入社までのお話も書いておきます。

エムスリーとの出会い

先ほどお話したように、エムスリーとの出会いは技術書典のエムスリーテックブックでした。そんな中、西場さんからGitHub経由でメールがきて、「あ、エムスリーテックブックでみた会社だ。Goで書いてるソフトウェアもあるのか」くらいの知識で、せっかくなら話聞いてみるかと思い面談をしました。

結果的に、技術的に自分がチャレンジしたい領域だったのはもちろん、先ほど挙げた2つの転職理由がバッチリ満たせる会社だと感じました。その為、キッカケがあれば面接を受けても良いなと思ったのを覚えています。

選考

コロナでそのキッカケが来たので、エムスリー含め、予めカジュアル面談をして良いと思った4社の選考を受けました。

面接の練習とかはしませんでしたが、エムスリーではコーディングテストやSPIがあることを聞かされていたので、SPIは本1冊買って練習し、コーディングテストはHackerRankで数十問解きました。この辺は少し努力すればリターンが得れるので時間をとって対策しました。面接では、最近自分がアウトプットしていたRaftRabin-karpの話なども出来て、自分のアウトプットにちゃんと目を通した上で面接をしてくれているのが分かり嬉しかったです。

エムスリーは面接はもちろん面談でも、その人のことをちゃんと事前に調べる努力をしてくれているようです。エムスリーの面談について下記のブログが詳しいです。 カジュアル面談をもっと候補者のための場にしたい。

次何してくの?

AI・機械学習チームにjoinして、データエンジニアリングや検索基盤の改善をやっていきます。データをフル活用したサービスが大好きなのでテンションぶらあがりです。引き継ぎGoも書いていきます。

GCP、特にBigQueryとかは今まで完全にノータッチなのでこの辺は新たにキャッチアップしていきます。

AI・機械学習チームについてはこのスライドが参考になるかもしれません。 エムスリーにおけるAI・機械学習チームの立ち上げと機械学習プロダクト開発

まとめ

今後も技術でスゲーやつをガンガン作ってきます。引き継ぎエンジニアとして頑張っていくのでよろしくお願いします。

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